十三大橋を渡る。

土曜日の朝、いつも歩いて渡る「十三大橋」を写真に撮ってきた。国道百七十六号線が淀川を渡る部分、十三と中津を結ぶ大きな橋。すぐ下流に架かる「新十三大橋」も近代的な美しさを感じさせるが、淀川に架かる橋の中では一番美しいのではないかと思う。橋の長さは約六百八十メートルで中央部は五連のブレーストリブ・タイドアーチ桁。色は淡いピンク。ディティールも丁寧で全体的に優しい感じがする。
アーチ部分は遠くから見ると綺麗なカーブを描いているように見えるが、間近で見ると直線の連続であることが解る。
歩道部分が狭い上に自転車がひっきりなしに通るので、写真を撮っているとまるで邪魔者扱い。午前八時、日射しもまだ柔らかで僅かに潮の香りのする川風が気持ちいい。中津側には干潟が残っている。
ここには昔「十三の渡し」があったそうで、最初に橋が架けられたのは明治十一年、有料の私設木橋「十三橋」であったが、淀川開削のおり明治42年に「十三大橋(鉄橋)」が架けらた。その後昭和七年に現在の橋に架け換えられたそうだ。車道部分は南行き三車線、北行き一車線。北行き車線には中津側から「浜中津橋」を渡って合流できる。
木津川を跨いで大正区と浪速区を結ぶ「大浪橋」が大きさやデザインともよく似ている。「大浪橋」の方は一連で、橋床中央部が太鼓状に盛り上がっており、アーチ部分も曲線部材を連続させている。

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Commented by Jukensei at 2007-07-01 20:16 x
4枚ともいい写真です。
Commented by 山之辺 at 2007-07-02 10:44 x
琵琶湖から流れてきているんですね。うーむ。
思ったより橋の数が少ないな。
これだけの幅に橋を架けるのは大変だ。
最近は効率を考えて立体にしてるのかな。
上は道路で下は列車とか。
橋の上のアーチ状のものは強度的に必要なんでしょうね。
大昔に作られた石のアーチ橋が今でも使用されたりして
昔の人の知恵に感心します。
Commented by Shashin_Zake at 2007-07-02 19:13 x
Jukenseiさん
有り難うございます。
写真ブログでもあることを思い出しました(笑)
最近は夜道の写真、あんまり撮ってないんです。
もっとしっかり呑まないといけませんね。
Commented by Shashin_Zake at 2007-07-02 19:13 x
山之辺さん
京都の橋には鉄の橋にも「桁隠し」が付いていたりして、なかなかのわざとらしさですが、
大阪の橋は小さいのでも大きいのでも「これでもかッ」というような力強さと、橋に対する愛情が感じられます。
昔から橋には泣かされて来たんでしょうね。
最も下流にあって、歩いて淀川を渡れる橋としては伝法大橋があります。
もっと長いようなので今度渡ってみます。
by Shashin-Zake | 2007-07-01 15:13 | モノクロ写真 | Comments(4)