源八橋、その二。

大川(旧淀川)の付け根である毛馬閘門から順に、歩いて渡ることが出来る橋を並べると、毛馬橋、飛翔橋、都島橋と数えて四番目が源八橋。JR大阪環状線桜ノ宮駅の西側すぐの処に架かっている。そのまま西へ向かって渡ってしまうといわゆる天満。すこし先まで歩いていくと天神橋筋、扇町交差点に出る。
昭和十一年にこの橋が架けられるまでは江戸の時代からつづく“源八の渡し”があったそうで、近くに小さな石碑が立っている。橋の長さは約二百一メートル、幅は十一メートル、ゲルバー式鋼板桁橋。昭和四十六年に東行き車線に左折レーンを増設するため上流側半分が四メートルほど広げられた。そのため航空母艦のような妙な膨らみがあるのもこの橋の面白い特徴である。また、平成十年には歩道や手摺りなどの大改修が行われ現在のような美しい橋へとさらに磨きが掛けられた。 歩道部分は下流側の方が広くて人通りが多く、上流側は狭い上に自転車の通行が多い。
付近の風景が落ちついた美しさを見せるのは、平成17年に源八橋から天満橋まで大川沿いの地域を「大川広告物景観形成地区」として指定されたからでもあるのだとか。そう言われると看板や広告塔が見あたらないような気もする。
東詰付近にあった大阪営林局の貯木場跡地は“水の広場”という公園になっていて、橋の下を上流側にくぐった辺りは“拝み屋”呼ばれる巨鯉釣りの有名ポイントでもあるらしい。七月二十五日、天神祭の夜は源八橋も車両の通行が禁止になる。
一番下の写真はすぐ上流側に架かるJR大阪環状線の淀川橋梁。大川鉄橋とも呼ばれている。

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Commented by 山之辺 at 2007-07-10 11:31 x
東京っぽい景観ですね。つまり緑がある景観。
大阪のイメージに緑という記憶が少ない。
一部の地域しか歩いたことがないのですが。
景観規制は造幣局と関係しているのかなぁ。
櫻の通り抜けのための景観。もしくは大阪城か。

天神祭り。南森町から天満橋まで歩くも一方通行で大勢の人ごみで、
途中で断念して帰りました。
Commented by Shashin_Zake at 2007-07-10 17:13 x
山之辺さん
市役所から西へ行くとぱったりと緑が無くなります。
ここいら辺だけ。
天神祭には行かんようにしてます。
毎年、天満の路地で、はなびの音を聞きながら立ち呑みです。
ちょっとだけすり寄ってはいるんでしょうか。
Commented by Jukensei at 2007-07-10 23:16 x
歩道の張り出し部分、何かに似てるなといつも思ってたのですが、
それが何なのかなかなか思い浮かばず。
そうそう空母の甲板やね。納得
Commented by Shashin_Zake at 2007-07-11 18:16 x
Jukenseiさん
特に、橋の下から見るとそんな感じに見えますよね。
by Shashin-Zake | 2007-07-09 17:25 | モノクロ写真 | Comments(4)