「なみはや大橋」を登る。その二。

橋の一番高いところに黒いTシャツを着た若い男性が立っていてずっと下を眺めている。大きなキャリーバッグがすぐ横に置いてある。登り始めた頃からあそこに誰か居るなという事は分かっていたが動く様子もない。下り始めても気になったので何度も振り返ったが、じっとその場に立ったまま。私の深読みでなければよいのだが……。
いつものように橋の“股ぐら覗き”をしなければならないのだが、大正区側は一応立ち入り禁止区域なのでマナーを守り、港区側に降りた辺りでやってみよう。第三突堤前の交差点から西側の上組事務所の方へ回り込んで第八岸壁へ出る。橋の真下から見上げるとS字カーブを描く様子がよく分かる。この辺りは絵になる物件が豊富でもう暫くうろうろしていたいのだが、なにしろ咽が渇いていて、頭の中はビールのことしか考えられない状態になっていたので後戻り。市バスで地下鉄大阪港駅前まで行くことにして第三突堤前バス停で待つ。
私を含めて乗客は二人だけのバスをかっ飛ばして地下鉄大阪港で降りる。速攻で港商店街の中にある立ち呑み「仲野酒店」へ飛び込む。瓶ビールと出汁巻き玉子。旨かった。
なみはや大橋を登ってきたという話しに大将応えて曰く。
「大正の方に料金所ありますやろ。原付に乗って来て途中の料金所で止まりますやん。ほしたら今度はあの坂よう登れしまへん。もっかい下まで行って勢い付けて登りなおさなあかん。ハハッ」
う〜ん、なるほど、なるほど。あるかも知れん、あるかも知れん。
さて、帰りは地下鉄大阪港駅前からドーム前千代崎行きの市バスに乗って、なみはや大橋を登り直すことに。車窓から素晴らしい景色を楽しんだうえに通行料込みでもやっぱり二百円。鶴町二丁目で大阪駅行きに乗り継いで帰る。そのまま天満へ。

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Commented by 山之辺 at 2007-09-02 17:09 x
まだ暑いですね。
映画で「ブリッジ」を連想しました。
http://the-bridge-movie.com/

写真を様々な角度から撮るのは大変ですね。
軽四の車で人が多く載っていると馬力が小さく登るのは大変かも。
市バスも赤字というのも分かりますね。

船着場から新しい人生を始めるのか、故郷を想うのか
沖縄の方が多いですね大正は。
チャイナタウンやコリアンタウンと安心するんでしょうね故郷が同じと
いうことで助け合って生きているんでしょうね。
Commented by kameras at 2007-09-03 00:31
はじめまして。

写真酒さんの撮る街を楽しみに見させていただいてます。今回の大阪港湾シリーズもすごく大阪の魅力を感じます。こちらのブログを見るたびにまだまだ自分の見る目の無さを痛感します。

またお邪魔します。ではでは。
Commented by Shashin_Zake at 2007-09-03 17:28 x
山之辺さん
大きくて長い橋は何度も往復したくありませし、
反面、見映えのいい場所を探すためにはかなりの距離を歩きまわらないといけません。
原付バイクなんかがいいんでしょうが、酒を呑めないのが困りもの。
この頃は、馬に乗るのが一番かなと思っています。
Commented by Shashin_Zake at 2007-09-03 17:30 x
kamerasさん
こんにちは。
「 百 円 ラ イ カ 」さっそく拝見しました。いい写真がいっぱいですね。
“光”がとても印象的です。
京都にも足を伸ばしてみたくなりました。これからも宜しくお願いします。
by Shashin-Zake | 2007-09-02 12:50 | モノクロ写真 | Comments(4)