灘、西郷で立ち呑み。

火曜日、午後からお使いに出されて阪神電車で大石まで。真夏なら嫌だけれどこの時期なら何でもない。むしろ嬉しい。
お使いの内容はといえば、難しいわけではなく熟練の年寄りにとっては目を瞑っていてもこなせる程度の事。早めに用を済ませて大石駅の南側辺りを歩いてみる。大きな酒蔵の建ち並ぶ界隈、酒の香りが漂う路地をくねくねしていると、酒の香りが次第におでんの香りに変化。怪しさに注意をこらすと実に様子の良い酒屋が目の前に。
「マルタツ酒店」その堂々たる偉容に腰が抜け、吸い込まれる。既に常連さん達で賑わっていて、初めての一人客にとってはまるで虜にでもなったような心持ち。聞き耳頭巾によると、どうやら地元在住のトラッカーさん達のよう。
瓶ビール一本と冷や酒を一杯。おでんは厚揚げ、焼売、大根、最後に菊菜をさっと浸してもらう。旨かった。さあ、知らぬ顔して戻らないと……。
店内の様子や詳しいことは慕撫さんのこのページを。さすが慕撫さん、ここまで来たんだ……。

灘、西郷で立ち呑み。_c0102003_17542078.jpg

灘、西郷で立ち呑み。_c0102003_17543655.jpg

灘、西郷で立ち呑み。_c0102003_175453100.jpg

灘、西郷で立ち呑み。_c0102003_17551344.jpg

by Shashin-Zake | 2007-11-14 17:58 | モノクロ写真