奈良の銘酒「右近橘」

月曜日、いつもお世話になっている酒屋立ち呑みでご一緒する常連さんから、素晴らしいお酒をいただいた。奈良にお住まいの方で、いつぞや奈良の銘酒の話題で華が咲いた折り、この方の受け売りで脇本酒造の「右近橘」の話題に至ったところ「地元やのに知らんかった、行ってみまっさ」ということで訪問されたみたい。
既に一杯お遣りになっていたこの方、私の顔を見るなり「持って帰ってください」と、包みをくださった。しずしずと開けてみると何と「右近橘」ではないか。
「うお〜っ! どないしましたん? もろてええんですか?」
「行って来ましてん、普通の家でしたわ。呼び鈴押したらえらい歓迎されましてな、買いに来たゆうても呑んで行け言われてよーけ呑みましたがな。三本買うたんですわ、いっぺん呑んでみてください」
ワクワクしながら五合瓶を鞄に入れて、阪急電車を用いて飛んで帰って、靴を履いたまま玄関で呑んだ。もちろん常温で……、いや〜旨いな。甘くなく、かといってわざとらしい辛口でもなく、深くすっきりしていて丁度いい。丁度良く醸すのが実は一番難しいのではないか? こうなると肴にも手が抜けないな。夜ごと素面では帰れないし、どうしようか、ちょっと困った。

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◎大阪市北区/中崎西
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Commented by onigunsou182 at 2008-02-19 23:41
「右近橘」ですかっ
奈良は昔から酒の出所ですからねぇ
私の地元の東北の酒は荒削りですが
奈良の酒は繊細そうですねぇ~
Commented by 山之辺 at 2008-02-20 11:37 x
今が一番、酒の旨い出荷時期でほうぼうで試飲会やってますね。
持つべきものは呑み友達ですね。
特に頂戴した酒はたまりませんでしょうね。
呉春の話は最近あまり聞かないな。

カストロ議長もようやく引退ですか。
肉屋さんのコロッケ。パン粉けっこう使うようで値上げに困ってました。
パン屋は1日100kg。うどん屋も6kgだったか使うとのこと。
関西は、たこ焼き、お好み焼きと粉もん文化ですから値上げかな。
鉄板も上がって車1台2万円くらいアップに。
Commented by Shashin_Zake at 2008-02-20 17:04 x
onigunsou182さん──
酒の大量生産は奈良で十石入りの大桶が作られてからだと言われています。
奈良では他に“八州一”なんかもいいですね。
でも個人的には北国の酒の方が好きなんですよ。
仰る様に荒削りではあってもその力強さがなんともいいんですね。
とか何とか言いながら、普段は安酒しか呑めてません。
Commented by Shashin_Zake at 2008-02-20 17:05 x
山之辺さん——
国が小麦(粉?)を一括買い入れしている。
そんなこと、知りませんでした。
まだまだいろんな物が値上がりするんでしょうね。
小さな子供が使う“小麦ねんど”とか……。
ウイスキーはだいぶ前に仕込んで置いたはずですから大丈夫でしょう。
Commented by aizak3 at 2008-02-22 00:35
ゲバラです。最近また人気復活中です。アラーキーみたいなゲリバラではありません。
Commented by Shashin_Zake at 2008-02-22 17:26 x
aizak3さん──
生きていたら今年で80歳。
オリジナル写真よりも、ジム・フィッツパトリックが描いたこのイラストの方が有名になってしまいました。
若い方はどういうふうに捉えているんでしょうか。
Commented by tatinomi1 at 2008-02-23 23:34
右近橘、飲まれましたか。素朴な味わいでしょう。
自然体の地味な味わいですが、不思議な深みあり。

呑まれたのは純米でしょうか。

冷やして飲む「飛鳥京」大吟醸もいいですよ。
一度蔵に行かれては。

素晴らしい写真、こころときめきます。
Commented by Shashin_Zake at 2008-02-24 16:32 x
tatinomi1さん──
いただいたのは純米ではなく「超特選」でした。
今度訪ねて「純米酒」を買って呑んでみようと思います。
蔵元の辺りはこれからの季節が素晴らしいようですね。
by Shashin-Zake | 2008-02-19 18:08 | モノクロ写真 | Comments(8)