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「武庫大橋」その①

大阪市内から国道二号線を通って神戸方面へ向かうと、幾つかの川を渡ることになるが、まず最初は淀川で、ここでは全長約七百二十メートルに及ぶ「淀川大橋」を渡る。その後「神埼大橋」「左門橋」「玉江橋」「入江橋」と小さな橋を渡り、尼崎市街を抜けると、大きな川にさしかかる。武庫川(むこがわ)である。淀川ほどに川幅は広くないが、ゆったりと広がった美しい光景を見るとすぐにそれと解る。ここに架かる橋が「武庫大橋(むこおおはし)」で、バルコニーを持つ石造りの欄干と、両側に並ぶ印象的な街灯がこの橋のただならぬ存在をうかがわせている。
川岸へ降りて全体を眺めてみると、連なる白いコンクリートアーチがとてもリズミカルで、周囲の開放的な景観と見事に調和していて、その美しさに思わず息を呑むほどである。阪神間でこれほど美しいコンクリートアーチ橋は他にはない。渡って楽しむ橋というより、眺めて楽しむ橋とでも言おうか、鋼鉄の橋が好きな私ではあるが、この橋だけは特別な存在である。足の痛みも養生のおかげで幾分はマシになり、気候も穏やかに移り変わった連休の一日をこの橋を味わうことで過ごした。
「武庫大橋」は新国道(現国道二号線)計画の一環として大正十五年に竣工しているが、新国道が完成したのは翌年であるため、資料によっては完成年が翌昭和二年となっている場合もある(大正十五年は昭和元年でもある)。橋の親柱(おやばしら)には竣工:大正十五年と刻まれている。
設計はアメリカ帰りの天才橋梁技師であった増田淳。大正十一年に帰国後、六十五歳で他界するまでの二十七年間に五十を超える名橋を手がけていて、冒頭の淀川に架かる国道百七十六号線の名橋「十三大橋」も彼の手にに因るもので、昭和七年に完成している。武庫大橋完成から五年後のことである。因みに増田が引いた図面には英文で「JUSO BASHI」と記されている。また、「武庫大橋」完成の翌年には徳島県の吉野川に架かる全長一キロにも及ぶトラス橋「吉野川橋」も完成させている。その活動には驚異的な情熱を感じる。

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◎兵庫県/尼崎市・西宮市
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by Shashin-Zake | 2008-10-14 19:33 | モノクロ写真 | Comments(6)

水曜日、七時頃同僚から電話。
「第二ビルに新しい立ち呑み、でけてまっせ! 今日まで生ビール百円ですわ。来なはれ」
「どこやの?」
「のっぽがあったとこですわ」
急ぎ足で大阪駅前第二ビルへ向かう。立ち呑み「のっぽ」が閉店したのは、先週気が付いていた。いい店だったのに残念だと思っていた矢先のこと。今度は立ち呑み「がってん」として新規開店。スタッフも全く違うし、酒もアテの内容も変わっている。今週月曜日の開店で、生ビール百円は三日間だけ。超満員。
電話をくれた二人は既にたっぷり呑んでいる様子。 早速百円の生ビールを急ぎ呑みしながら追加のアテも頼む。ソーセージと鶏の唐揚げ。アテがなかなか出来上がらないので、ビールだけどんどん追加。三人ともビールはもう呑めないという頃になってもまだ出来上がらない。ついにはオーダーをキャンセルして、二軒目を目指す。
料理は手を抜かずきっちり丁寧に作っている様子。私は食べてないが、どれも美味しかったそうだ。来週あたり、もっぺん行ってみな……。

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by Shashin-Zake | 2007-06-14 18:06 | モノクロ写真 | Comments(4)

土曜日、尼崎の五合橋線にある東高洲橋を見に行った。この橋は東堀運河と庄下川を結ぶ高洲運河を跨ぐ橋で、船舶航過のために一日五回、三十分づつ決められた時刻に跳ね上がる。航過船が無ければ上がらない。昭和三十一年に架設されたが、四十一年に架け替えられていて、これが二代目にあたる。
橋の長さは約四十七メートルで、この内の十六メートルが方観音式に跳ね上がるので、分類的には可動橋の中でも跳開橋ということになる。一週間に二回ほどしか上がらないという話しもあって、上がったところを見た人は少なく、写真が撮れたら宝物かも知れない。
私も三度出掛けているが、毎度引き下がってきた。もう諦める。橋の上は大型車両の通行でたえず振動している。バスで行くと楽なのだが、便が悪く歩いた方が早い。結構遠いがもう慣れた。
帰りは阪神西大阪線に乗って西九条へ。咽が渇いていたので脇目も振らずJR高架下の立ち呑み「吉(よし)」に飛び込んで瓶ビール二本と焼き茄子。
西九条、阪神の延伸線工事も進んでいるが、どでかい高架橋の出現でえらいことになっている。

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by Shashin-Zake | 2007-06-03 13:54 | モノクロ写真 | Comments(2)