2007年 07月 06日
『角』でびっくり。
ちょっとだけ普段より長居をしてしまって、さてお会計。千円札一枚右手で突き出して、広告の裏紙で筆算しているお兄ちゃんの手が止まるのを待つ。そして、その口から出た仰天のせりふ。
「はあい、おおきに。千四十円!」
「あれ! なんで、なんで? 値上げしたん? そんなん聞いてへんで!」
「う〜ん……。ちょとだけなあ。問屋がきつうなってなあ、今までみたいに聞いてくれよらんのや」
「ふ〜ん、ほな、もう四十円やね。四十円あんで。十円で四枚、お釣りちょうだい」
「……ん? なんぼもろた?」
「千四十円はろたから、四十円のお釣り」
「ハッハ、ほな、ちょうどもろときます。ごめんね、おおきに。気いつけて!」
まあ、いいか。頭に七の字が付いたらもったいないから呑むまいと思うが、ぎりぎりで六の字が付いている。危ない、危ない。
by Shashin-Zake
| 2007-07-06 18:05
| モノクロ写真